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私自身の失敗と立ち直り方

今日は、初めてのブログです。

現在、ホームページ作成後、初めての日本キャリア・カウンセリング学会が主催する第12期スーパーバイザー養成講座実習編(12年目)が開かれています。

私はここにメンター(指導者)として参加しましたが、まずはその失敗談からです。

127日(土)と28日(日)の対面講座で、28日の午前中に一番責任の重いファシリテーターの役割をすることになっていました。

その緊張感を抱えながら、事前にできるだけの準備をしておこうと取り組んでいましたが、1/21日夜間に夫が緊急搬送され、入院予定1週間との診断に、内心は「養成講座が終わるまでの間は入院しててくれるなら安心だし、助かる」と思っていました。

病院は家から1時間以上かかる遠い場所ですが、毎日行き、対面不可なのでデバイスで15分話すだけでした。ところが23日にはドクター診断で「手術不要で明日退院」と言われ、あたふた・バタバタの4日間を過ごしました。2425日は、病人を抱えて自宅で世話 をし、26~28日まで夫はショートステイにお世話になる予定でした。
ただこれも初めての経験で要領が分からず用意(まるで幼稚園の子供の遠足用意)が大変でした。

そんなこんなでようやく26日午後に自分一人の時間と空間を確保でき、明日からの講座準備に集中しました。

が、疲れが出たのでしょうか27日早朝に具合が悪くなりました。胃も腸も空っぽの状態でしたが、27日からの流れをつかんでおかないと28日につながらないので、横浜から会場まで2時間半かかって行きました。

でも27日の午後に入ってすぐ、その場にいられなくなって退室し、ロビーで休んでいました。

休息時間になって、メンター仲間と学会の偉い先生がロビーに来てくださり、私の様子と顔色を見て「明日は自分が代わりにやるから今日は帰れ、その代わり医者に行け」と言われました。少し問答しましたが、その先生に言われたら従うしかないと観念し、帰ることにしました。

その日はかかりつけ医の診療時間が過ぎていましたが、幸い翌日の午前中は診療時間だったので行き、<胃腸炎>と診断されました。

薬の処方とアリナミン注射をしてもらい、その足でまた東京まで行きました。

午後の時間の始まりには間に合わず、そのセッションの休憩時間までロビーにいて、入室しました。その後終わりまで無事に会場にいることができ、それなりの役割は果たせました。

帰宅後、初ショートステイから帰っていた夫と私は、お互い大変な経験をした3日間の話をしました。

30日朝になってからですが、代わりにファシリテーターをしていただいた偉い先生にお礼とお詫びのメールを送り、その中にこの2日間で私が考えたことを書きました。

 

自分の失敗と自信喪失を自分の中で、どう整理し、収めたかについて紹介します。

本来ならカウンセラーに話して整理できるのでしょうが、カウンセラーである私は自分でやります。

今の私に合う療法は何かを考え、ナラティブセラピーの手法⦅近年、カウンセリングで急激に浸透していている最先端の治療的介入法である。その要諦はクライエントのストーリーの書き換えにあり、「人や人間関係が問題ではなく、問題が問題である」という前提を受け入れることからスタートする(ナラティブセラピーって何?のカバー文から引用)⦆と考え方で、自己分析をしました。

自分の中にある問題を自分の内部(に抱え込むこと)から外に出してみて(外在化と言います)、

*私一人で何もかも抱え込んでいたこと
*自信の無さには強い思い込みがあったこと
*時間と体力のキャパシティがひところより小さくなったこと
*生活の仕方にまだまだ工夫の余地があってそれを実践しないといけないこと
*一番大事なのは夫で、一緒にいられる最期の時間を豊かに過ごすことであること
*その次が講座の受講生とカウンセリングやスーパービジョンを受けてくださる方々で
あること
*それらを抱えすぎると仕事が荒れて質が落ちるので、場合によっては予約制限やむな
しと割り切ること
*野暮用はおいておかずに、さっさとやってしまい早く解放されてしまうこと
*余分なスマホを見ないこと
などがあったことに気づき、整理できました。

やってみて驚いたのは、自分の思い込みの中にかすかではありますが、まだ親から受けた悪影響が残っていたことです。

1か月ほどかかりましたが、今回の分析でそれらを全て一度自分の外に出し、誰の影響も受けずに、自分が考えて作り上げる新しい生き方ができるストーリーに書き換えることができました。

今は自信を取り戻し、リラックスして諸事に取り組めるようになり、我ながら嬉しくありがたく楽しい毎日に変わりました。

 

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