よくある質問
(カウンセリングを受けたい方)
Q. 秘密が漏れることはないのでしょうか?
カウンセラーには守秘義務がありますので、原則としてカウンセリングで得た情報や内容をご本人の同意なしに他人に伝えることはありません。ご安心ください。
ただし例外として、生命にかかわる事案(自傷他害、虐待など)は、秘密より命を守ることが優先されますので、限られた関係機関や関係者のみに報告することがあります。
Q. 誰かと一緒に受けられますか?
ケースによっては家族や上司などが同席する方が良い場合もありえます。これらの場合でもクライエントさんと十分ご相談した上でのことになりますので、ご安心ください。
Q. いつまで受け続ければいいですか?
ご相談期間はあなたのご希望次第です。カウンセラーに依存しなくても、自分でやっていけそうと思えてきましたら、その旨をお伝えください。終結について話し合っていきましょう。
Q. カウンセリングを受けられないのは、どんな場合ですか?
医療機関での適切な診断と治療が必要と判断されました場合には、受診を優先させましょう。
また、私の力量ではお役に立てる力がないと判断した場合には、その旨お伝えしますので、別のカウンセラーにご相談ください。
Q. オンラインで、通信状況に不具合が起きた場合はどう対処しますか?
お互い気持ちが反らないうちに、すぐ電話に切り替えて続けますのでご安心ください。
よくある質問
(スーパービジョン志望の方)
Q. そもそもスーパーバイザーとは必要なのですか?
試験を受けて資格を得た後は、野に放たれた一輪の花のようなもの。私も昔、どんな問題を持ってくるかわからないクライアントさんには、十分な対応ができませんでした。途方に暮れてしまい、スーパービジョンを受けたいと思いましたが、信頼できそうなスーパーバイザーに出会えませんでした。私と同じような思いをする方が出ないよう、すべての方に真摯に向き合います。
以前研修として公開スーパービジョンに参加したときのこと、皆の前でスーパーバイザーに厳しく批判・糾弾され、泣きださんばかりの人を見ました。スーパービジョンがこんなに怖いのなら、絶対受けたくないのですが…。
それは怖かったですね。
米国と違い、日本では、スーパーバイザーになるための訓練を受けていない方が指導されているのが現状です。私は2009年にスーパーバイザー養成講座を終了後、5年間訓練を受け、今も学び続けています。本当のスーパービジョンはいいものですよ。
スーパービジョンを継続すると、どんな変化がありますか?
自転車に乗れない子供が、上手に乗りこなせるようになるまでのプロセスを想像してみてください。頭でやり方をわかっていても、失敗し、反省し、修正し、実践することの繰り返しですね。
例えば月1で1年くらい続けると、ご自分の技量がどれほどアップしているかを実感できるのが楽しみになりますよ。
受ける対象はどんな人ですか?
カウンセラーやキャリアコンサルタント、精神保健福祉士、保健師、看護師、介護士、教師、児童支援員、養護教諭など対人援助に関する仕事をしている方々です。
学派による違いはありますか?
精神分析や交流分析のイメージですね。各学派に汎用性のあるSASモデルがベースとなっている訓練を受けたので、私自身は学派へのこだわりはありません。
1人でカウンセリングとスーパービジョンの両方を受けて、混乱することはないのですか?
同じ人に両方やるのは、二重の関係になるため倫理的によくありません。カウンセリングかスーパービジョンのどちらかを提供します(スーパービジョンをやっている途中でカウンセリングが必要になったら、スーパービジョンをしばらく休んででも、カウンセリングは他機関で受けていただくようお願いします)。
スーパービジョンと事例検討は同じですか?
同じではありません(専門的な内容となるので、詳しくは初回インフォームドコンセントでお話しすることにしています)。